アニメの考察・感想

【はめふら】生徒会長シリウスの正体と過去の真相!本名はラファエルでマリアを攫った犯人・黒幕?

2020年4月からのアニメ化によってますます人気を博している、「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」。

通称「はめふら」の魔法学園編にて、カタリナ達の1個上の先輩で生徒会長を務めているのがシリウス・ディークです。

実はこの生徒会長シリウス・ディークは、原作2巻・漫画4巻・アニメ第1期のはめふらにおけるラスボス的な存在なんですね!

このページでは、そんな生徒会長シリウスについての詳細を解説していきたいと思います。

穏やかで優しい生徒会長シリウスは偽りの姿

出典:「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」コミックス2巻より

真っ赤な髪の毛に灰色の瞳、天使のようないつもにこやかな笑顔を振舞っている生徒会長シリウス・ディーク。

その子犬のような可愛らしいルックスは、ジオルドやニコルなどの攻略対象キャラにも負けず劣らずの美少年ですよね。

しかもシリウスは15歳で魔法学園に入学し、学力・魔力ともに学年トップの成績を誇るスーパーエリートとして頭角を現します。

この魔法学園はテスト上位者が生徒会に所属する完全実力主義なので、すべてがハイスペックなシリウスはすぐに生徒会メンバーに就任します。

さらに同じく生徒会のニコルを巡る泥沼騒動によって生徒会メンバーはシリウスとニコルの2人になり、ニコル耐性のあったシリウスが生徒会長に就任します。

出典:「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」コミックス2巻より

学園トップの成績を維持しながら、正確なマシンのように生徒会の仕事も精力的にこなし、魔法学園のトップとして多くの生徒から信頼を得ていました。

カタリナに対してもいつも美味しいお茶を出し、穏やかで優しくニコニコと接していますが、これらはすべて演技なんです。

というのもシリウス・ディークは恐ろしい闇の魔力の持ち主で、ある目的を果たすために偽りの姿を演じているのです。

そんな生徒会長シリウスの内側にある激しい怒りと、ドロドロとした負の感情の矛先がカタリナやマリアに向かってしまいます。

断罪イベントやマリアを攫った犯人は生徒会長シリウスだった!

出典:「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」コミックス3巻より

まず変化があったのは、カタリナに対する「断罪イベント」です。

このイベントは、侯爵令嬢でジオルドの婚約者という立場を利用して身分の低い人間を虐げ、マリアキャンベルに対しては犯罪まがいの嫌がらせを繰り返しているというという内容の暴露でした。

しかも悪事に関する詳細な証拠書類まで用意され、多くの生徒たちの前でカタリナは断罪されてしまいます。

このイベントは乙女ゲームの「FORTUNE LOVER」内で、悪役令嬢であるカタリナ・クラエスに実際に起こるイベントではあります。

これはマリア含め、駆け付けた生徒会メンバーの応戦によって事なきを得るのですが、そもそも転生して前世の記憶があるカタリナは、断罪されるような後ろめたい言動は何一ないわけです。

ではなぜこのような断罪イベントが発生したのかというと、生徒会長のシリウス・ディークが黒幕として裏で暗躍していたからなのです。

具体的には、闇の魔力を使い令嬢たちを操っていたのです。

このシリウスが持つ闇の魔力による魔法は、人の心を自由自在に操るというものであり、操られた令嬢たちは訳も分からずクラエスを断罪することとなったのです。

出典:「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」コミックス3巻より

そしてシリウスの毒牙は、FORTUNE LOVER主人公であるマリアにも向かいます。

というのも光の魔力を持つマリアは、相反する闇の魔力を感知することができるのです。

そこでマリアはシリウスの周囲に漂っている黒い気配に気づき問い正すのですが、逆に気絶させられてしまい、隠し部屋に連れ去られてしまいます。

さらに「マリアを攫った犯人は誰なのか?」と捜索しているカタリナの前にシリウスは現れ、闇の魔法によって眠り続けてしまうこととなるのです。

こんな感じで、一連の騒動の黒幕でありマリアを誘拐した犯人は生徒会長シリウス・ディークでした。

はめふらの魔法学園編におけるいわばラスボス的キャラとして大暴れしたわけですが、そこには隠された重大な過去があるのです。

シリウス・ディークの正体と過去と真相・本名などを解説!

シリウスの本名はラファエル・闇の儀式で別人に!

出典:「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」コミックス4巻より

まずはめふらで登場する生徒会長シリウス・ディークの本名は、「ラファエル・ウォルト」という名前です。

なぜ名前が違うのかの理由ですが、これは彼が持つ重大な過去に関係してきます。

これはある出来事によってラファエルという名前や人格を捨て、シリウスとして生きなければならなくなったからです。

より具体的に説明すると、「シリウス・ディーク」と「ラファエル・ウォルト」という姿形が似ている2人の子供がいました。

・「シリウス・ディーク」は、ディーク侯爵と夫人の間に生まれたましたが、病弱で不治の病に冒されていた子供

・「ラファエル・ウォルト」は、ディーク公爵が一夜の遊び相手として選んだメイドの間に生まれた子供

ラファエルは自分の父親が女好きなディーク公爵とは知らずに、メイドの母親と2人でつつましくも幸せな毎日を過ごしていました。

ですがそんな生活も、突如として現れた悪魔のような1人の女性にすべて壊されてしまいます。

その女性というのはディーク公爵の正式な妻である、「ディーク公爵夫人」です。

夫からの愛を得ることができなかったディーク公爵夫人は、一人息子であるシリウス・ディークを唯一の心のよりどころとしていました。

そして「自分は大切な息子を失うわけにはいかない」ということで、ある恐ろしい画策をします。

それが闇の魔法を使って、「別の人間に意識を移す」ということです。

出典:「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」コミックス4巻より

つまり不治の病で死の淵にいるシリウスの意識を健康体のラファエルに移し、生き永らえさせるというもの。

そしてその闇の魔力を得るためには、人の命を生贄として捧げる「闇の儀式」を行う必要があります。

そこでディーク公爵夫人は、自分の旦那の遊び相手だったラファエルの母親を生贄として選び、ラファエルの目の前でその母を殺害します。

儀式成功で闇の魔力を得た公爵夫人は、そのままシリウスの意識をラファエルに移動させたのです。

その時のラファエルの年齢は、まだ9歳でした。

ディーク公爵夫人への復讐のためにシリウスとして生きる

出典:「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」コミックス4巻より

そんな鬼畜のような所業にて誕生したのが、後に魔法学園の生徒会長となるシリウス・ディークです。

ですがその時に行った闇の魔法というのは実は失敗しており、ラファエルはラファエルのままでした。

というのもシリウス・ディークの記憶や知識が流れこんだだけで、自分の意識は失っておらず、完全に精神が入れ替わってはいなかったのですね。

ただそのことが公爵夫人側にバレるとその場で殺されると思い、ラファエルは闇の魔法が成功したフリをして、その時からシリウス・ディークに成り代わったのです。

すべては大好きだった母親を目の前で殺害した、ディーク公爵夫人に復讐を果たすため。

それ以降、ラファエルはシリウス・ディークになった演技をしながら生活をおくることとなりました。

そして副産物的に得た闇の魔力とともに、いつか来る公爵夫人への復讐の日に向けて着々と準備を進めていました。

ラファエルはなぜカタリナに執着したのか?その理由とは?

出典:「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」コミックス4巻より

「ラファエル=生徒会長シリウス・ディーク」について、その詳細は上で解説しました。

ディーク公爵夫人に復讐することが唯一の生きがいであるラファエルは、なぜ無関係であるカタリナに執着したのでしょうか?

ラファエルは生徒会長として演技をし続ければよかったわけで、そもそもカタリナ達にかまう必要など全くありませんでした。

この理由ですが、カタリナを見ているうちに自分の復讐心に迷いが生じてしまったからです。

カタリナは魔力も学力も人並みですし、そこまで美しい容姿でもないのに誰からも慕われ、常に人の輪の中心にいます。

ラファエルも最初のうちは、そのような現象を不思議に思っていた程度でした。

ですが寂しい人間に声をかけて救っていく、カタリナの聖女のような振る舞いを見るたびに、次第に苛立ちを感じるようになります。

さらにカタリナ・クラエスが見せる笑顔に、亡くなった母親の姿を重ねていること気づいたのが決定的だったのかもしれません。

このままでは公爵夫人へ復讐する気持ちが薄れてしまうと感じたラファエルは、邪魔者を排除するために、断罪イベントやマリア誘拐・拉致などの暴走行為に至ったのです。

学園を去り姿を変えてラファエルとして魔法省に入省

出典:「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」コミックス4巻より

ラファエルの暗躍・暴走行為は、カタリナ達によって最終的には瓦解。

生徒会長シリウス・ディークとして高い地位を築いていたにも関わらず、魔法学園自体を追われることとなってしまいます。

表向きには体調を崩したので療養となっているようですが、ほとんど強制退学のような感じでしょう。

あれだけのトラブルを起こしたわけですから、これは仕方ないでしょうね。

ただしカタリナに救われたことによって呪いは解け、ラファエルの闇の魔力は消失しています。

また長年思い続けた復讐相手のディーク公爵夫人は、どうやら逮捕されたことが社交界内で噂になっているようです。

その後のラファエルは、役人のところに行って自分の罪を自白。

操られていたとはいえ闇の魔力を持っていたのは事実なので、預かりの身として今は魔法省に入省しています。

また一連の事件によって肩身が狭いため、魔法省にいる変装のプロにお願いし、灰色の瞳以外はすべて別人のような姿になっています。

さらにこれ以降のストーリーでも、マリアとカタリナが魔法省に入るための手助けをするなど、重要キャラクターとしてたびたび登場しています。

このページのまとめ

「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」の生徒会長シリウス・ディークについていろいろと紹介してきました。

このページで述べたシリウス・ディークの情報を簡単にまとめると、

・人の心を自由に操る闇の魔力の持ち主

・断罪イベントやマリア誘拐の黒幕・犯人

・母を目の前で失う壮絶な過去を持ち、その復讐のためにシリウス・ディークとして生きてきた

・本名はラファエル・ウォルト

といった感じで「FORTUNE LOVER」の隠しキャラであり、はめふら魔法学園編で怒涛の展開を巻き起こす問題児です。

そんなシリウス・ディークについて、原作未読のアニメ視聴者も「ラスボス的扱い」になることを予想されている方が多かったですね。

人気声優の増田俊樹さんが担当していることからも、モブじゃないことは明らかですがw

とはいえ悪魔令嬢破滅フラグ作中において、ラファエルが大暴れする箇所は一番の盛り上がりを見せるので、欠かせない重要キャラで間違いないでしょう。