アニメ映画

美女と野獣の王子はなぜ野獣になった?呪いの魔法の理由と王子の名前・性格と素顔にがっかり!

ディズニー屈指の名作として名高いアニメ映画、「美女と野獣」。

大きく立ちはだかる試練を乗り越え紡がれていく2人の愛の形や、内面の美しさ・人間性こそが尊いというテーマが多くの人に感動を与えています。

そんな美女と野獣でベルの相手役となる王子様について、疑問が残るという方が少なからずいるようです。

具体的には「王子はなぜ野獣になったのか?」、「王子様の名前・本名は?」、「傲慢・冷酷な性格になったのはなぜ?」などのようなことですね。

また人間の状態に戻った素顔の王子にがっかりしたなどの意見とともに、このページで考察・解説していきます。

王子様はなぜ野獣になったのか、呪いの魔法をかけられた理由は?

まず根本的な話として、お城に住む王子様はなぜ野獣としてあのような姿になってしまったのか。

その理由といきさつは、以下のような感じです。

輝くお城に住む若い王子様は、何でも思いのままの生活をしていたため、わがままな性格で優しさを失っていました。

ある日の夜、王子様の住むお城に物乞いの老婆が訪ね、バラの代わりに一夜の宿を恵んでほしいと懇願しました。

ですが王子は差し出されたバラを放り投げ、老婆のみすぼらしい姿をバカにして追い返そうとします。

その老婆は「見かけに騙されることなく人の心の美しさを見逃してはいけない」と忠告しましたが、王子が聞き入れることはありませんでした。

その瞬間、老女は消えてそこには美しい魔女が現れたのです。

全てを察した王子様は魔女に謝ったが時すでに遅しで、人を見かけで判断し冷たくあしらった罰として魔法をかけ、美しい王子は恐ろしい野獣の姿へと変貌したのです。

魔女はそれだけでなく城全体に呪いの魔法をかけ、使用人は家財道具へと変えられてしまったのです。

といったように、見かけだけで人を判断する傲慢な王子は、魔女怒りをかってしまい魔法・呪いによって野獣に変えられわけです。

そして魔女が残した魔法のバラが枯れるまでに王子が愛することを学び、さらに人から愛された時に魔法が解け、元の姿に戻れるということ。

見かけではない内面の美しさが重要というのは、美女と野獣の中にある大きなテーマなわけですが、姿を変えられた王子様としてはあまりにも大きな試練ですね。

この王子が野獣に変えられてしまう理由について、原作とアニメではほとんど内容は変わりません。

また2017年公開の実写版については、ダン・スティーヴンス演じる王子が魔女の老婆を愚弄シーンが追加されているぐらいで、こちらも内容はほぼ同じです。

美女と野獣の王子様の名前・本名はなに?

次に野獣となってしまった王子の名前ですが、これは作中では明らかにされていません。

ベルは野獣のことを「あなた」「彼」としか呼びませんし、アンティーク家具にされた使用人たちも「ご主人様」「あの方」という呼び方をしており具体的な本名は出てきません。

そしてこの王子の名前ですが、1991年公開のディズニー版アニメ映画、2017年公開の実写映画ほか、美女と野獣のあらゆる作品において実名は描かれていないのです。

もともと美女と野獣のオリジナル原作は「La Belle et la Bete」という作品名で、1740年にフランスでヴィルヌーヴという人によって書かれました。

そしてその原作の中にも野獣は「ビースト」という表記がされているだけで、名前の記述はされていないのですね。

つまり公式的には、王子の名前・本名はビーストとなるわけです。

ですがさらに調べたところ、コアなディズニーファンの間では、美女と野獣の王子は「アダム王子」という名前で知れ渡っているようです。

この理由なのですが、1998年にディズニー版権で「The D Show」というPC用のクイズゲームが発売され、このゲームにおいて野獣は「Prince Adam(アダム王子)」と表記されていたからとのこと。

またそれ以降も、メディアでは「アダム王子」という表記がチラホラあったようです。

ということであくまでも非公式ですがファンの間や都市伝説的には、野獣の状態を「ビースト」、人間の状態を「アダム王子」と呼んでいるようです。

美女と野獣の王子は性格が悪い?傲慢で身勝手になった理由は?

野獣がベルという存在と出会い、愛情を知って徐々に優しく変化していくところはこの作品の大きな見どころの1つです。

そんな野獣もベルが囚人となった当初は、常にイライラしてすぐに癇癪を起こすなど、凶暴な面ばかりが目立っていました。

では野獣となる前の王子だった頃はどうかというと、傲慢で身勝手、他人には薄情な性格だったことが描かれています。

それゆえに、魔女に呪いをかけられてしまうのは上で紹介しています。

また実写版の冒頭では、自身の城で開催するパーティのシーンがあるのですが、その宴には美しい物だけを献上させ、美しい人々しか招き入れることはなかったのですね。

お金持ちで甘やかされて育った王子様というのは、性格の悪い嫌な奴というのはよくある話です。

ではこの美女と野獣の王子が以前からそうだったかといえば、それは違います。

というのも実写版のオリジナルストーリーでは、幼少期の頃の王子は優しい少年だったことが明かされているんですね。

ですが子供の頃に母親を亡くし無慈悲な父親に育てられたことによって、人を外見でしか判断せず、わがままで他人には冷酷な性格になってしまったとのこと。

王子が起こしたトラブルにより家財道具に変えられてしまった使用人たちがそれでもずっと付き従うのは、子供ながらに苦しんでいた王子を傍から見ているだけで何もできなかったという罪の意識からもきていることが伺えます。

美女と野獣の王子にがっかり・素顔がブサイクでかっこよくない?

真実の愛を知ることで魔女にかけられた魔法が解け、人間の姿に戻った王子について。

口コミを調べてみると、「顔が微妙!戻らないでほしかった!」「想像してたのと違った。かっこよくない。」「王子の素顔がブサイクでがっかりした!」という声が少なくありません。

まずディズニーのアニメ映画版でいえば、私個人も「え?これが王子・・・?」と少しガッカリしてしまいましたねw

日本人が持つ王子様のイメージって、スラットしていてキラキラとした爽やかな感じだと思うのです。

それに対してアニメのラストで登場したのは、唇がぶ厚くて眉毛も太い感じの男性で、ブサイクとはいわないものの野暮ったい印象を受けましたね。

また野獣の動きも含めたキャラデザイン、ビジュアルがとてもかっこよく完成度が高かったので、その高低差も理由の1つだと思います。

次に実写版だとアダム王子は、ダン・スティーヴンスというイギリスでは有名なイケメン俳優が演じており、実際にとてもカッコいいです。

ですがそれでも不満の声が挙がるのは、野獣の素顔に対してのハードルが高くなりすぎたからかもしれませんね。

また力強くて野性味溢れる演技が大ハマりしていたガストン役のルーク・エヴァンスの方が、野獣のイメージに近かったと個人的には思います。

そもそもストーリーのほとんどにおいて野獣なわけで、王子の姿に戻るのは本当に最後の数分だけですからね。

今まで物語を見守っていた視聴者も野獣の姿に愛着があるが故に、呪いが解けたら「どんなにハンサムでかっこいい王子が出てくるのだろう?」という期待感があまりにも大きかったため、がっかりしてしまったという方が少なくないでしょうね。

このページのまとめ

ディズニーアニメ映画の「美女と野獣」に登場する、野獣の王子様について解説したまとめは以下になります。

・なぜ王子様が野獣の姿になったのか?:冷酷で傲慢な性格のため魔女に呪いの魔法をかけられたから

・王子の名前・本名は?:非公式ではありますが、ファンの間では「アダム王子」で広く認知されている

・王子が性格が悪い・冷たくなった原因は?:小さいころに母親を失い無慈悲な父親に育てられたことが大きな理由になっている

さらに野獣の姿から素顔に戻ったシーンにおいて、「がっかり」「ブサイク」という意見については、そもそも野獣のキャラが秀逸でカッコよかったこと。

また作中ずっと野獣の状態だったからこそ、その姿に愛着を持っている人が多いゆえにハードルが上がりすぎたことが理由だと思います。